化学、製薬およびバイオテクノロジー産業

ラトビアの化学、製薬およびバイオテクノロジー産業には長い歴史があり、この部門は今なお、経済の中枢を担っています。同産業の重要さは、2009年のラトビア内閣の閣議決定でラトビアの経済発展に不可欠な優先部門に位置づけたことでも再確認されました。

化学、製薬およびバイオテクノロジー産業について

長い伝統に培われ、ラトビアには、化学、製薬における強い生産基盤を擁しており、石油化学製品、人工繊維から塗料および家庭用化学薬品に至るまで、幅広いレンジの製品を生産しています。

ラトビアは、かつてソ連時代にはこれらの産業における主要拠点として知られ、旧ソ連の医薬品関連テクノロジーの約25%がラトビアで開発されました。旧ソ連で域内市場向けに製造された医薬品のうち4つに1つはラトビア製でした。

現在、ラトビアの幅広い分野におけるR&Dの体制や優れた産学協同の仕組みは微生物学的合成、木材化学、ウイルス学、生理作用物質、生物有機化学、分子生物、遺伝学、バイオテクノロジー、バイオメカニックスおよび磁気生物学を含む、研究分野で優れた連携を見せています。バイオテクノロジ設備の設計と製造も確立されています。さらに、ラトビアは契約研究団体(CRO)活動でも世界的に認知されつつあります。

化学、製薬およびバイオテクノロジー部門は常にラトビアの製造分野における主要産業であり、売上高では第4位(2015年は7.5%)、雇用では第5位(2015年は7%)、輸出高では第5位(2015年は76.4%)となっています。現在ラトビアの主要な化学製造分野は以下のとおりです。

  • 製薬、医薬および植物薬理製品
  • 塗料およびニス
  • 化学化合物および合成繊維
  • 家庭用化学薬品、化粧品、香水
  • プラスチックおよびゴム製品


ラトビアについて

大市場へのアクセス

ラトビアは成熟したEU市場とその隣人たる東欧の新興市場双方に対するビジネスの展開において地政学ても文化的にもユニークな戦略的拠点を提供致します。ラトビアは米国、EUならびにアジア(特にロシア/CISに向けた)ビジネスをつなぐ理想的なゲートウェイです。


有能で、非常に意欲的な労働力

ラトビア人は北欧的な文化に代表される高い労働倫理と労働意欲を有しており、特に昨今のグローバルな経済危機において、有用な人材を供給します。


整備されたインフラ

ラトビアは、ヨーロッパ標準に適合もしくはそれを上回る水準で、企業がビジネスを展開するのに必要とされるすべてのインフラおよびサービスを提供します。

情報通信テクノロジー

ラトビアは世界最速の通信インフラで、ビジネスの世界展開を顧客やパートナーとのシームレスなつながりで実現します。

輸送および物流

ラトビアが擁する円滑な世界市場へのアクセスを支えるの強みは海運です。ラトビアにはリガ、リエパヤおよびベンツピルスという3つの主要な国際不凍港があり、それぞれ同国のインフラに鉄道、道路およびパイプラインを通じてスムーズに接続されています。またラトビアは、EUが推進する「バルト海地域開発プログラム」のメンバーとして、バルト海を囲む他の11カ国のメンバーと共に活発に活動しています。

道路

東に目を向けると、ロシアと直接国境を接するEU内の3カ国の一つであり、ラトビアは欧州の東西交易に最適な立地にあります。ロシアの高速道路M9は、別名バルティック・ハイウェイとも呼ばれモスクワとリガを直接結ぶ主要な道路貨物ルートとして発展、またリガにて、ヘルシンキとプラハ間を結び南北に走るビア・バルティカ・ハイウェイとも接続しています。

鉄道

また、リガはシベリア横断鉄道によりモスクワと直結しており、定期運行されるコンテナ貨物列車が運行しています。ラトビアとロシアは共通の鉄道ゲージにより接続されており、これが交易の流れの促進につながっています。また、2030年までにバルト三国とポーランドを結ぶヨーロッパ標準のゲージの高速鉄道「Rail Baltic」(レール・バリティック)が開始される予定です。

空路

リガ国際空港(RIX)はバルト諸国最大の空港で、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、米国の60箇所以上結ぶ直行便が乗り入れています。RIXは、ビア・バルティカ並びにバルティック・ハイウェイといった主要幹線道路とも直結しており非常に利便性の高い立地にあります。

政治・経済

マクロ経済および政治の安定

ラトビアは、EU、NATO、WTOおよびOECDを含む、世界経済の主要な政治経済に関わる国際機構の加盟国です。グローバル市場でのラトビアの位置づけは、投資家にとってはビジネスチャンスとその安定的な持続性が魅力です。


マクロ経済の安全性

2008年の経済危機を契機に、政府は経費削減、対ビジネス改革を実施、および投資家にとって信頼できるパートナーとなることに特化した戦略を取りました。ラトビア政府は国家を危機から救い、持続的成長の基盤づくりに成功しました。


政治および法的安定性

ラトビアは民主共和制を採用する法治国家であり、EUの加盟国として、EUの法体系に則った法令及び規制が適用されます。


優れたコスト効率

ラトビアは、製造業とサービス産業における高い生産性とあわせ、ラトビアは競争力ある労働力、割安な不動産経費と競争力ある税率により投資家に対して、ビジネスに対する非常にコスト効率のよい環境を提供し、高い投資収益率を実現します。


連絡先

お問い合わせ

イベント

  • I love me

    20.10-22.10.2017
    Helsinki, Finland